3月1日

3月1日卒業式でした。
3年間の大半を野球部で過ごしました。一年生の時は5時半には学校に着くように出かけてお弁当も2つ持参補食も持参で毎朝4時半起き、部活に休みは無く帰宅は11時前で親も子もその環境に慣れるのに大変。もーかかる費用も公立なのに遠征合宿と月に二桁部活に払うこともあったよね(笑)
あんなにも早く終われ〜〜と思っていたのにいつの間にか終わってほしくないずっと勝ち続けて終わらないでと願うようになり、あっという間で本当にあっという間で卒業式でした。
最後の1年なんて、毎回毎試合楽しくて楽しくて保護者の結束たるものや半端なくて、みんなで絶対に甲子園へ行くんだって何度も何度もそう思って過ごしてきたよね。野球部最高でした。全員で旅行へ行ったり遊びに行ったり代替わりした最後は月一で、飲んだってたった12回しかないばいって事で子どもらは練習してるだろう時間に父も母も親飲み会開催で行ったり笑って泣いて笑って悩み言ったら愚痴ったりでも最後はいっつも大笑いでまたねで別れて、本当に恵まれた環境で野球が出来てどの野球部の子どもも可愛くて面白くて楽しくて、しかも部員からも保護者からもあだ名はかよちゃんと、呼ばれておりました(笑)幸せな高校生活を終えました。

最後のホームルームで先生からいきなりのサプライズで子ども達から親へ感謝の気持ちを一言ではなく長く話せとお通知があり1人1人感謝の気持ちを語ってくれました。
式の答辞を述べてくれた女の子が高校入学した時自分の母は病気を患っていて頑張ってお弁当を作ってくれていました。それがだんだんとコンビニのお弁当になり母が亡くなり父が代わりにお弁当をという話があっていて式の時も泣いたのですが、その1人1人感謝の言葉で思うより多くの子がどちらかがいなくてその気持ちの感情の葛藤や行き場のない想いをずっと話してくれました。
先生がお前達はどの子にもその子の物語がある、高校生時代は思春期で親御さん達も接するのに難しい年頃だったと思います。お前達も自分自身の気持ちがコントロールできんやったかもしれん、でもこれからはお前達1人1人がこれからは責任を持って感謝していかないかんよ。だからきちんと言葉にして感謝の気持ちを伝えなさいと言われ、勿論息子の感謝の気持ちも嬉しく泣いたのですが、皆んなの話でも泣いた泣いた。

そして最後に先生の話で、先生は実は子どもが4人いました。3人しかみんなは知らんやろうけど実は1人亡くしました。亡くなって自宅に連れて帰りその子を挟んで夫婦で寝ましたと話をされました。
先生は自分の親を中学の時に亡くしたその時は何で俺だけがこんな悲しい事が有るんだと思ったけれど、それでも我が子が亡くなった時がもっと悲しくてやりきれなかったと言われた。
お前達の中にも兄弟が亡くなった人もおると思う、先生もそういう話も聞いてきました。自分が今1番辛いと思ってもそう思ってる人は沢山おる先生もそうやった。
そいでも生きないといかん。お前達以上に辛い人もおるしこれからだって辛い事や壁に沢山ぶち当たるだろう。それでも兎に角生きる事が君たちの1番の親孝行だから、自分を大切にしてください。これからは自分の身体を大切にせないかんぞ!行動に自覚を持て!自分がされて嫌な事は絶対に人にはしたらいかん!食べ物も自分の身体を作るけん考えて食べないかん。身体に悪いことは絶対にするな!絶対自分をそして身体を大切にせろ。
いいか、健康に生きろ。そいが1番の親孝行だと言ってくれまた号泣でした。
本当にあっという間で幸せな高校生活させて頂き感謝の気持ちで一杯です。
卒業おめでとう。

最後に監督の言葉。記念に載せておく自分メモ

3月1日(水)に卒業式が挙行されました。
会長はじめ3年生の保護者の皆様には年々予算が
削減され、保護者会の負担が増える中、子供たちの為に 最大限に練習環境を整えていただきました。
本当に感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

また、3年生諸君には一度も甲子園に連れて行くことができず 監督として申し訳ない気持ちで一杯です。
私にもっと力があればと、何度も自分を責めました。
しかし、過ぎた時間は戻ってはきません。
それぞれが自分の道を自分の足で歩んでいって下さい。
どんな人生になるかはすべて自分次第です。
また、それがどういう結果になっても人の道だけは 踏み外さないでもらいたいと願っています。
新撰組局長、近藤勇がいう、「人の道」とは…

忘れてならぬものは恩義
捨ててならぬものは義理
人に与えるものは人情
繰り返してならぬものは過失
通してならぬものは我意
笑ってはならぬものは人の失敗
聞いてならぬものは人の秘密
お金で買えぬものは信用

私も自分を戒める意味でも好きな言葉です。
紅白の餅や饅頭のように人生は「幸も不幸も半々…」
良い事ばかりでもなく、悪い事ばかりでもありません。
辛いことがあればいつでもグランドに顔を出して下さい。
なぜならこのグランドは誰にも邪魔されることのない

君たちの聖地・原点です。

このグランドで学んだことに誇りを持ち、胸を張って堂々と 前を向いて歩んでいってください。応援しています!
卒業おめでとう!


息子も野球部の子たちもみんなが言っていた。この学校でこの仲間と出会え本当に良かった。苦しい事も沢山あったけれど最後は、ただただ楽しい高校生活でした。と本当に親子共々そう思えました。あと1つで甲子園へだったからみんなで泣いて抱き合った日々は本当に尊いものです。でも、全部の公式戦が優勝と準優勝で終わり九州大会へもずっと行けて貴重な体験させてもらい本当に楽しかった、幸せでした。ありがとう

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2017.05.16 19:45 カヨ
ゆきちゃんへ。 本当にこんなにも充実して中身の濃いあっという間の3年間を親まで過ごさせてもらって感謝だね。

2017.05.16 17:53
充実した3年間を過ごせて良かったね。母子ともに!